松本潤さんよ、ありがとう…あなたの主演ドラマで、日本の医療の“ちゃんと”が見えてきた。

出典元：プレジデントオンライン

「えっ、松潤が医者役!?」最初に聞いたとき、正直ピンと来なかった。

あの道明寺の“俺様”イメージが強すぎて、白衣姿なんて想像できなかったんです。

でも、日曜劇場『19番目のカルテ』を観た瞬間、そんな先入観はふわっと消えました。

穏やかで優しくて、ちゃんと患者に寄り添う徳重先生。

その姿に、気づいたら涙がこぼれてました。

「総合診療科」って、聞いたことありますか？

私は正直、初耳でした。

専門科じゃなくて、患者の“全体”を診る医師。

「異常なし」と言われても、体調が悪い…そんな経験、ありませんか？

私も何度も病院を転々としました。

だからこそ、ちゃんと話を聞いてくれる医師の存在が、どれだけありがたいか痛感したんです。

このドラマは、医療の“見えにくい問題”を、シンプルな説明でちゃんと伝えてくれる。

中学生向けに話すくらいのわかりやすさなのに、心に深く刺さる。

これって、伝わる伝え方の理想形かもしれません。

第1話では、黒岩百々さん（仲里依紗）が登場します。

何年も「異常なし」と言われ続けた彼女に、徳重先生はちゃんと向き合い、「線維筋痛症」と診断します。

検査では異常が出ない病気。

でも、患者は確かに苦しんでいる。

このシーンを観て、私も「あの時の不調って…」と考え込んでしまいました。

あなたはどうですか？

体の不調を感じてるのに、ちゃんと診てもらえなかった経験、ありませんか？

もし「ある」と答えたなら、それはあなたが間違ってたんじゃなくて、医療の“仕組み”がまだ追いついてなかったのかもしれません。

このドラマを観て、「ちゃんと診てもらえるって、こんなに安心するんだ」と気づきました。

そして、「ちゃんと話を聞いてくれる人がいるだけで、心が軽くなる」ってことも。

今、誰かに“ちゃんと”話せてますか？

もし不安があるなら、誰かに話してみてください。

それだけで、少し前に進めるかもしれません。

そして、松本潤さん。あなたの演技が、ちゃんと医療の現場に光を当ててくれました。

ありがとう。

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