なぜこの記事を書くのか?
「退職代行の社長が逮捕されたらしい」 そんなニュースが流れた瞬間、SNSには
「やっぱり怪しかった」 「使う方が悪い」
といった声が並びました。
でも、あなたは知っていますか? “辞めたい”と言えずに、夜中にスマホを握りしめて泣く夜を。
この記事は、ただの事件報道ではありません。 「辞めたい」と言えない人の心に、ちゃんと寄り添いながら、 この社会の歪みに、向き合うために書いています。
モームリ社長逮捕。何が違法だったのか?
2024年、退職代行サービス「モームリ」の運営会社社長とその妻が、弁護士法違反の疑いで逮捕されました。
問題は「非弁行為」。 弁護士資格がないにもかかわらず、報酬目的で依頼者を特定の弁護士に紹介していたとされています。
- 紹介料は1件あたり約1万6500円
- 名目上は「広告費」や「賛助金」として処理
- 実態は報酬目的の紹介行為だったとされる
これは、明確なルール違反です。
「退職代行って怪しい」と思ったあなたへ
正直に言います。 僕も最初は、退職代行に疑いを持っていました。
でも、ある日、友人からこんなLINEが届いたんです。
「もう無理。明日、会社行けない。退職代行って、使ったらダメかな…?」
その子は、昼休みも取れず、帰宅後も仕事の電話が鳴り止まない日々を送っていました。 上司の声を聞くだけで、手が震えるようになっていた。
「逃げたい」じゃない。 「もう無理」だったんです。
退職代行は“悪”なのか?
モームリの手法は論外です。 でも、退職代行という仕組みそのものを「悪」と決めつけるのは、違う。
退職は、労働者に保障された権利です。 法律上、労働者はいつでも辞める自由があります。 それなのに、現実にはその自由が機能していない。
- 「辞めるなんて許さない」と怒鳴られる
- 有給を拒否される
- 退職届を受け取ってもらえない
- 「損害賠償だ」と脅される
なぜ、こんなことが起きるのか。 それは、職場に根づく“同調圧力”と“人手不足”が、退職を「裏切り」に変えてしまうからです。
辞める自由が、空気によって封じられている。 だからこそ、退職代行は「社会の歪み」が生んだ、最後の逃げ道だ。
私たちにできることは何か?
「辞めたい」と言えない人を、責めないこと。 それだけで、誰かの“もう無理”を救える。
「ちゃんと」って、誰のため?
「ちゃんと辞めろ」 「ちゃんと話せ」 「ちゃんと社会人しろ」
よく聞く言葉です。 でも、その「ちゃんと」って、誰のためのものですか?
- 会社のため?
- 上司のため?
- 世間体のため?
違います。
本当の「ちゃんと」は、自分の心と体を守ること。 それ以外の「ちゃんと」は、誰かの都合でしかありません。
あなたは、どこまで我慢できますか?
- 朝、会社に行くのが怖い
- 上司の声を聞くだけで動悸がする
- 休日も仕事のことが頭から離れない
それでも働き続けることが、「ちゃんと」でしょうか?
限界を超えてまで働くことは「ちゃんと」ではない。 自分の限界を知り、助けを求めることこそが「ちゃんと」です。
信じられる退職代行はある
逃げ道を選ぶなら、せめて安全な道を選んでほしい。
たとえば…
✅ 労働組合が運営する退職代行は、非弁行為に該当しません ✅ 弁護士が直接対応するサービスも、法的に安心です
選ぶときのポイントは3つ:
- 弁護士や労働組合が運営しているか
- 料金体系が明確か
- 実績や口コミがあるか
「安い・早い」だけで決めず、 ちゃんと調べて、ちゃんと納得して、ちゃんと自分を守ってください。
最後に|信じるべきは、“自分の限界”だ
「もう無理」と感じたら、それは“逃げ”じゃない。 それは、あなたの心と体が出している、ちゃんとしたサインです。
退職代行を使うことは、恥じゃない。 あなたがあなたを守るための、勇気ある選択だ。
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